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民事再生の具体例:派遣社員の方が民事再生をする

ここでは、派遣社員の方が個人版民事再生の手続きをされる場合の具体例をご紹介しています。

状況

Bさんは25歳の女性で、現在派遣社員として働いています。3年前就職を機に1人暮らしをはじめ、その際に消費者金融で50万円を借りました。

その後、なかなか元本が減らず、借りては返す状態となり、現在では180万円まで借金が膨れ上がってしまいました。

Bさんの家計の状況
=収入=
Bさんの給料 手取り200,000円
合計金額 200,000円
=支出=
家賃 65,000円
食費 30,000円
光熱費(電気・ガス・水道)、電話代 12,000円
携帯電話代 6,000円
保険料 8,000円
娯楽費・交際費 20,000円
雑費 10,000円
借金返済 80,000円
合計金額 231,000円
赤字 31,000円

個人版民事再生を選択した理由

Bさんは、このような状況のため、個人版民事再生の手続きをすることを考えました。その理由は以下の通りです。

消費者金融との取引期間が短いこと

Bさんの消費者金融との取引は、最長でも3年であり、利息制限法で引き直し計算をしても大幅な減額は難しいと判断されるため、任意整理では月々の支払いが厳しいと判断されました。

今後数年間に渡って安定した収入が見込まれること

Bさんは現在は契約社員ですが、数ヵ月後に正社員として雇用されることが確定しており、個人版民事再生の支払いを行う今後3年間において、安定した収入を得る可能性が高いといえます。

以上の理由より、Bさんは個人版民事再生を行うことになりました。

個人版民事再生の結果

個人版民事再生を申し立てた結果、もともと180万円あった借金は100万円まで圧縮され、借金の返済は月々3万円弱まで減ったため、Bさんの経済的な負担は相当小さくなりました。

=まとめ=
派遣社員でも個人版民事再生を行うことは可能

個人版民事再生を行うためには、今後数年間に渡って反復継続した収入が見込まれることが必要となります。現在、派遣社員であっても、将来正社員になる見込みがある場合や、今後も安定した収入が見込まれる場合は、個人版民事再生の手続きを行うことは可能です。

個人版民事再生をしても、借金は最大100万円までしか圧縮されない

個人版民事再生の手続きをすると、いまある借金が一律50%まで圧縮されると誤解されている方もいらっしゃいますが、最大100万円までしか圧縮されることはありません。(もともと100万円未満の借金の場合は、個人版民事再生をしても借金の額が減額されることはありません。)

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